【先日のツバクラメ11周年ワンマンについてのエピソードを色々書こうと思います】
長い文章になります。
僕の独り言みたいなものですが、誰かの背中を押せたらいいなと熱い想いをもって書きます。
素敵な写真もいーっぱい載せてるので
よかったら最後まで読んでやってください。
●まずは挨拶を
すっかり遅くなっちゃいましたが、【3/10(土)ツバクラメ11周年ワンマン@京都二条Live House nano】にお越し頂いた方々、本当にありがとうございました^_^
お客さんだけでなく、メンバーやnanoのスタッフなど、観てくれる人たちみんなの一体感がすごくて、終始あたたかくて愛のあるライブになりました。
涙腺はずっと飽和状態でした。
みんなのおかげでツバクラメ史上最幸のライブになりました。
色んな事情で、観に来れなかった人がたくさんいて、本当に残念過ぎます。
それでもツバクラメのお客さんは本当にあたたかくて、ひとりひとり愛のあるメッセージをくれるのでライブ前にたくさん泣かされました。
そんな残念過ぎる観に来れなかった人たちのためにも、今回は映像に残してあります!!
会場みんなのとびきりの笑顔も写ってると思うので、素敵なDVDになります。
当日来てた人も改めて観たくなるものになるかと。
てゆうか、僕が観たい(笑)
しかし、なんせ2時間ものライブを1時間ほどのDVDに凝縮する予定なので、しばらく編集に時間がかかります。
首をキリンくらいながーーーくしてお待ちください。
【癒しのnanoスタッフみきちゃん】
●初めてのワンマン
ワンマンが終わってゆっくりする間もなく日常は戻ってきて、なんだか夢みたいなライブだったなぁと今でも余韻が残っています。
というか、あの日みんなは僕の夢の中に居ました。
ツバクラメを始めて早11年、初めてのワンマンでした。
もう何度もワンマンやってると思ってたとよく言われるんですが、色々理由があります。
元味、新味、屑オケとメンバーが変わっていく度にバンドがリセットされて、ワンマンをやれる曲数が無かったりしました。
これは離れていくメンバーのせいとかでは全くなく、バンドメンバーを繋いでおけるだけの魅力が僕に無いのだと当時はとにかく自分を責めていました。
あと、ワンマンくらい大きなことをするとメンバーに多大な負担がかかってツバクラメが嫌になるんじゃないかとか…
そもそもそんなお客さんが集まらないんじゃないか、とか…
後ろ向きなことばかり考えていて、ワンマンライブをするのは夢のまた夢だと思い込んでずっと自信がありませんでした。
●今回のワンマンのきっかけ
そんな自信が無い中、nanoの周年イベントを観ていて思いました。
バイトでもバンドでも長いことお世話になってきたnanoでお客さんいっぱいにして、最高のライブをして、恩返しがしたいなと。
nanoのオーナーまーこおばちゃんにぽろっと相談してみました。
そしたらすぐに、「じゃあ今までのメンバー全員復活のワンマンやな!めっちゃええやん!やろやろー♪」とにこやかに僕に言ってくれました。
「メンバー全員復活」の案は僕の中にうっすらあったけれど、踏み出すにはかなりの勇気が必要でした。
僕の元を離れていったメンバーに声をかけて、もう一度一緒にバンドをやってくれるだろうかととても不安でした。
それでもまーこおばちゃんが軽々と僕に言ってのけてくれたことで僕は背中を押してもらいました。
少なくともめっちゃ楽しみにしてくれるまーこおばちゃんが観てくれると思ったら、これを必ず実現しなくちゃと思ったのです。
●ワンマン実現に向けて
1年前からnanoのもぐらさんに話して計画してました。
【nano店長・PAもぐらさん】
不安ながらもメンバーに声をかけて、結果みんなが集まってくれたのは本当に奇跡でした。
元味Dr.さやさんはお子さんが産まれて2歳になって少し落ち着いてきた頃だったし、元味Ba.たけるは数年経って仕事が慣れてきた頃だったからできました。
しかし子育てしながら仕事もしながらさやさんはよくやってくれたなぁと思います。
新味はDr.江口匠が東京からBAA BAA BLACKSHEEPのライブに合わせて帰京した際に練習したり、ツバクラメの練習の為だけに夜行バスで来てもらったりしました。
屑オケはそもそも全員が他のバンド活動などがある中でやってくれてるので、8人の練習の予定を合わせるだけでも大変な訳です。
実現させるのは容易くなく、メンバー全員の気持ちが揃うことが必要でした。
今から思うとメンバーは僕以上にワンマンの日を大事に想ってくれていたから実現できたんだなと心からひとりひとり感謝しています。
メンバーが揃った今、「やりたいことをやれる時にやるしかない」と、「今しかない」と思って思い切って実現させました。
【ツバクラメ元味】
●梶本ヒロシ(ワゴンズ)
カジさんの歌が大好きで、ワゴンズが大好きで、オープニングゲストとして出演をお願いしました。
お分かりの方も居られると思いますが、opening Ultramarine Sky for youという素敵な名称を考えてくださったのはもぐらさんです。
その名の通り、どこまでも広がるような空を感じさせる歌を歌ってくださいました。
ツバクラメに捧げますと歌うカジさんの歌には泣かされました。。。
自分のステージの前に泣かされると思ってませんでした(笑)
当日言い忘れたー!と後悔したことのひとつなんですが…
実は憧れのカジさんの弾き語り音源と、ワゴンズの音源のCDジャケットを僕が担当しています!↓
ぜひライブ会場でお買い求めくださいませ。
4/1は木屋町DEWEYでワゴンズのライブがあるので僕は観に行きます!
皆さんもよかったらぜひ一緒に!
●カメラマンたち
大事なもうひとりのメンバーとも言えるカメラマンたちです。
ぜひ彼らの活動も応援してやってください。あったかい人たちです。
映像撮影・編集:鬼村悠希(BANZAI FILMS)
鬼村くんにはサイダーのMVを撮ってもらったり、ワンマン当日は一緒にステージ上がって撮影してもらいました↓
映像撮影:kou
Twitter @pmn_kou
コウくんもワンマン当日舞台袖で撮影してくれていました。
「感動して泣きました」とライブ後に言ってくれて、僕が泣きそうでした。
写真撮影:サカイミサヨ
Twitter @Cikkoi_ossan
この記事に載ってる素敵な写真は全部ミサヨさんの写真です◎
ツバクラメの大事な場面にはいつも撮影をお願いしている、ツバクラメのメンバーのひとりとも言える存在です✻
(肝心なミサヨさんが写ってる写真が無い!笑)
●FOOD企画屋UTAGE
僕、フェスとか好きなんですよね。長い時間好きな人たちと楽しく過ごせるからかな。
フェスには美味しいごはんやおつまみが必須です!(自論)
企画屋UTAGEのみんなはいつも優しくて、ツバクラメの大事な時にいつも居てくれます。
●tsubamegoodsアトリエゴタンダ
アトリエゴタンダこと、ツバクラメ星屑オーケストラのマンドリン弾き、みなみちゃんはとっても愛の深い人です。
曲のイメージや歌詞などから連想してつくってくれているので、ひとつひとつ愛がこもってます。
今回はワンマンに向けてさらに種類を増やしてくれて、本当にワンマンを楽しみにしてくれてるんだなぁと瞼が熱くなりました。
手作りアクセサリーはみなみちゃんが出演のライブにのみ物販に置いています。
またぜひ身に着けてライブに遊びに来てください✻
(みなみちゃんや僕らがとっても喜びます)
●CDを聴いて欲しい
ライブのMCでもCD買ってください言うといそれぞれとつくってきた楽曲は彼らや僕の命が吹き込まれたCDになっています。
3ピースの元味では1st「HEROS IN THE MAGAZINE」、2nd「satellite」
4ピースの新味では「パノラマep」
8人の屑オケではフルアルバム「星屑オーケストラ」
作品毎にストーリーがあるし、曲順とかにもこだわりがあります。
CDでしか表現できないこともたくさん詰め込んであります。
その時々のメンバーとできることを精一杯やったなぁと、どの作品も思い出がたくさんつまった愛おしい作品です。
みんなに気軽に聴いて欲しくて、メジャーのバンドとかと比べたらだいぶ安い価格に設定しています。
なのに、メジャーとかと変わらないくらい音質は良いし、ハイクオリティーなCDです。
…正直あんまり儲けはないです(笑)
聴いてもらえたら幸せです。
Backyard RecordsにてCDを委託販売しているので、ぜひオンラインショップ(通販)でお買い求めくださいませ↓
Backyard Recordsオンラインショップ↓
●好きな事を続けるということ
ツバクラメを聴いてくれてる人みんなに「好きな事を続けて欲しい」と思います。
そして、「やりたいことをやれる時にやって欲しい」と思います。
それを体現して伝えたつもりのワンマンでした。
今までの文書を読んでもらってお分かりの通り、僕は随分と臆病な、自信の無い、どこにでもいる人です。
あなたにもできるよ、と伝えたいわけです。
MCでは話さなかったけれど、元味、新味、屑オケとメンバーが変わってきましたが、元味より前にも実はツバクラメのメンバーは何度もメンバーチェンジがあったりしました。
その度にどうやってツバクラメを続けていこうかと悩みます。
今だってそうです。屑オケのメンバーはみんな忙しい中やってくれているし、続けていけるだろうかと不安です。
好きなことを続けていくにはたくさんのことを乗り越えていかなくてはなりません。
いい歳して何やってんだと笑われたりもするし、メンバーとうまくコミュニケーションが取れなくて悩んだり、色んなことで何度も挫けそうになるし、好きなはずの音楽を「やめたい」とすら思う時も何度もありました。
きっとこれからもそうなのでしょう。
それでも続けたいと思います。
音楽が好きだから。
歌うのが好きだから。
バンドが好きだから。
ツバクラメのメンバーが大好きだから。
ツバクラメを聴いてくれる人たちが、関わってくれる人たちが、大好きだから。
だから僕がそんな大好きな人たちの背中を少しでも押せるようにこれからも歌いたいし、ツバクラメを続けていきたいのです。
●ツバクラメというバンド
今回のワンマンで、ツバクラメを通して出会ってきた人たちの顔をたくさん思い浮かべました。
みんなが僕をツバクラメのVo.Gt.にしてくれたんだなと気付かされました。
ツバクラメは「僕のバンド」だと思ってたけど、もう「僕だけのバンドじゃない」のだなと感じました。
メンバーも、聴いてくれる人も含めて、「みんなでつくってきたツバクラメ」なんだなと。
ワンマンの会場はなんだかそういうことを感じる空気に溢れていてこの上なく幸せでした。
好きなことを続けてきた先にワンマンという素晴らしい景色がありました。
みんなと一緒に観れて本当によかったです。
愛されてるバンドだなとつくづく思います。
毎回のライブに来れなくたって、何ヶ月ぶり、何年ぶりに会えることだってあって、それが本当に嬉しくて、僕は続けます。
だからいつだってライブ会場で待ってます。
子供連れも来れるようなイベントにも出るようなったり、メンバーが変わったり、増えたりするかもしれません。
これを読んでくれてるあなたにも変化があるだろうし、きっとツバクラメも今後色んな変化があると思います。
僕もみんなも変化を楽しんでいきましょうね。
変わらないものは必ずあるから。
どうぞこれからも末永くツバクラメをよろしくお願いします。
長い文章を最後まで読んでくださってありがとうございました。
ツバクラメ Vo.Gt. かわはらだゆうま
上段左から→nano店長・PAもぐらさん、ヴァイオリン弾き・あっちゃん(CAPRICE)、チェロ弾き・いずみ(笛部)、ティンホイッスル・コーラス・あいか(CAPRICE)、梶本ヒロシ(ワゴンズ)、元味Dr.フタガミサヤ、鍵盤・コーラス・cue、屑オケDr.あさいげん(Ribet towns)
下段左から→nanoオーナー・まーこおばちゃん、nanoスタッフ・みきちゃん、新味Ba.小林翔平、新味Dr.江口匠、元味Ba.カワベタケル、かわはらだゆうま、マンドリン弾き・みなみ(アトリエゴタンダ)、屑オケBa.あべつとむことりっきー(THE MYHALLEYⅡ)、nanoスタッフ・企画屋UTAGE・ミノウラ
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